イモトサユリ個展
"なんかおる"
見ようとしたときに見えてくるもの、体のどこかでとらえているなにかを
◼️8/19(Fri) - 8/24(wed)
◼️11:00 - 17:00
◼️冷泉荘ギャラリー
(福岡県福岡市博多区上川端町9-35 冷泉荘B棟1階)
2019年に初個展をしてから、3年ぶりに福岡で個展を開催しました。
今みてもらいたい!と思い立ってすぐに決めて2か月後に実現できました。
来てくださったみなさま、ありがとうございました!
観る人それぞれに、好きな向きを見つけてもらえたらと思い、ほとんどの作品にはサインをいれていません。子供たちが身体を左右に曲げながら鑑賞してくれたのが嬉しかった~。
"ゴーヤがおる" "これは鳥かたつむりって感じやん"って。
これは唯一サインが入っている作品「伝波(テレパシー)」です。
この青色を使いたい!とだけ決めて描きすすめるうちに古来の日本人女性が現れました。
その時に”私たちが本来もっている能力が再びこれからの時代に蘇る”というキーワードが浮かんできたのでそれをテーマに、目では見えずともなにかを捉えている様子ができました。
石粉ねんどに、海でみつけた珪化木(化石化した木)をうめこんでうまれた
"COLORFUL CREATURES / 色とりどりのいきもの"
アフリカを感じると言われて、民族音楽を流してみたらなんだかしっくりきました。
"the one / 2021"
私には寝そべったトラが、自然や街をつつみこんでいるように見えるのですが
みなさんにはなにがみえるでしょうか?
今回のDMになっているこの作品は、完成してから時を経て見ても"好きだなぁ"と感じます。 いつもだったら、完成してから時間が経つと"今の気分で描き加えたいなぁ"と思うことが多いのですが、この作品はなぜだかそれがないのです。
"dance / 2021"
これを描いているときは終始楽しい気持ちでいれました。 それが初めてのことだったので、自分のなかで新たな感覚で嬉しかった作品。
会場の冷泉荘は、築60年のリノベーションビルで、ベーグル屋さんや工房などもはいってます。
街なかでありながら、静けさがあってゆっくりと時間が流れているのでここで開催できて良かったです。
初めてステッカーをつくりました。お守り代わりに車に貼ろう。。。
私が作品をつくる訳についてこの展示をして感じたことがありました。
・人と出逢うため
・普段だとなかなか触れられない部分(感覚)でお話できる楽しさが、やみつきになる
・私が込めたメッセージに関係なく、観る人の気分や感性で伝わるものがさまざまに変わるのが面白い
実は、絵以外にもつくりたいものがあるので、子供のころのように思いついたままに楽しんでみようと思います。
"これが何に繋がる?"とか考えずに・・・
子供の感覚を取り戻せー♪がこれからのテーマになりそうです。